メリッサ

心理的疲労を癒すエッセンシャル・オイルとは
2010年09月28日22:25
これまで肩こり等の身体的疲れを癒すオイルを見て来ましたが、これから暫くは、より心理面での疲れを癒すエッセンシャル・オイルは何があるのかについて見ていく予定です。
この面では、一応、以下の12種類のオイルが有効と言われています。
即ち、バジル、フランキンセンス、ラヘンダー、ローズウッド、ベルガモット、クラリセージ、ゼラニウム、マンダリン、メリッサ、ローズ、ベチバー、イランイランです。
このうち、最初の3種類ーバジル、フランキンセンス、ラベンダーについては、既に取り上げました。
従って、残りの9種類ーベルガモット、クラリセージ、ゼラニウム、マンダリン、メリッサ、ローズ、ベチバー、イランイランーに着目して行きます。
メリッサ
2010年10月04日21:36
メリッサは、ギリシア語で蜜蜂を意味するとされ、英語では、レモン・バームで知られています、非常に希少価値の高い、従って高価なエッセンシャル・オイルです。

少量のオイルの抽出のために大量のメリッサの草と茎が必要とされていることが原因のようです。

原産地はアフリカですが、そのオイルのやわらかいレモンのような香りと鎮静作用、神経系への強壮作用、消化促進作用が19世紀のフランスで重用され、一、二滴でも効果があるとされていることから、現在でも、神経の緊張緩和、心理面のリラックス用にと高い需要があるようです。

米国では、認知症にも効果が期待できるとして研究が進められています。
片頭痛に効くオイル
2010年10月27日21:13
先般テレビで片頭痛がとりあげられていたようです。その関連でしょうか、ある知人より、エッセンシャル・オイルで片頭痛に役立つものはないでしょうか、という照会を頂きました。

調べてみたら、頭痛には、一応、パイン、カルダモン、セージ、コリアンダー、ユーカリプタス、グレープフルーツ、カモミール、ラベンダー、マージョラム、メリッサ、ネロリ、ペパーミント、ローズマリー、ベルガモット の14種類のオイルのいずれかが、それ自体か、あるいは、ブレンドとして、効果があると言われていることがわかりました。

そこで、これらのオイルについて、もう少し詳しく、どのような頭痛にどのように使うと効果があるとされているのか見てみることにします。
メリッサ
2010年11月09日20:06
メリッサは、前回も記したように、現代ではとても高価なエッセンシャル・オイルとなっています。
その鎮静作用と強心作用が有名で、欧州では、心臓に効くとの定評があるようです。
他方、頭痛にも効くようですが、この場合、頭痛の原因が神経の緊張に基づく場合に効果が認められるとのことです。
量が限られていることから、他のオイルとブレンドしたものが出回っているようですが、ラベンダーとのブレンドで、そのブレンド比がメリッサ30%、ラベンダー70%であれば、それなりの効用が期待できるとのことです。
瞑想と祈りのオイルーその2
2010年12月28日20:07
今日紹介するオイルは、サンダルウッド、メリッサ、ヘリクリサム、シダーウッド、ブルー・サイプレス、フランキンセンス、ラベンダーという七つのシングル・エッセンシャル・オイルのブレンドでブレイン・パワー(頭脳力)と呼ばれているブレンド・オイルです。

これらの構成オイルに特徴的なのは、それぞれが心理面に好作用を及ぼす成分を比較的高く含んでいると言われていることです。

以下は米国人の体験談です。

「私は、50代に近い女性です。今年に入り突然といろいろ忘れやすくなっている自分に気が付きました。そこで、ブレイン・パワーを使い始め、時々、足の裏に一滴塗付してよくすりこむようにしました。お蔭でしょうか、最近は脳が活性化されている感じを受けます。ほとんど忘れることがなくなりました。このことが他の皆様にも役に立つことを期待します。」

また、自閉症で知恵遅れの若い娘を施設に入れている母親が、ブレイン・パワーを3-4滴、その子の後頭部の一番根っこの部分に塗布したら、施設のスタッフが驚くほどに症状が改善したとの体験例もありました。
瞑想と祈りのオイルーその11
2011年01月29日23:04
今日は、ブレンド・オイルのホワイトアンジェリカを紹介します。

このオイルは、ベリガモット、ゼラニウム、ミルラ、サンダルウッド、ローズウッド、イランイラン、スプルース、ヒソップ、メリッサ、ローズという10種類のシングル・オイルとキャリア・オイルをブレンドしたものです。

このオイルの香りは、守られているという気持ちと安心感、全体を包む感じをもたらし、ネガティブなエネルギーを中和してくれるそうです。

米国でヒーリーグを職業としている女性の方の報告によりますと、クライアントとの関係において、ヒーリングのための空間を如何に守るかが、とても重要であり、このオイルは、そのために大変役に立っている由です。

また、彼女によりますと、グループの中で使うよりは、ワン・オン・ワンの環境下で使う方が、より効果的にネガティブなエネルギーを排除してくれ、ヒーリングの時間を双方―つまり、自分とクライアントの両者―にとり、実りあるものにしてくれるそうです。

使い方については、別途記します。
瞑想と祈りのオイルーその20
2011年02月19日20:33
今日は、「瞑想の祈りのオイル」というカテゴリーの中でも重要なオイルと位置づけられているブレンド・オイルのフォーギブネスを紹介します。

メリッサ、ゼラニウム等今までに解説して来た15種類のシングル・オイルのブレンドです。

このオイルの香りにより、心の中の怒りの感情が解けていくのを感じることが出来るそうです。自分に対する怒りとか相手に対する怒りの気持ちは、なかなか許すというまでに至らないことがあります。また、未だに思い出すということは、完全には許す気持ちになっていない証しだと言われています。

古代聖書にも「許すこと、忘れること、思い出すことのないように」と記されているそうです。

このブレンド・オイルは、これを可能にし、かつ、そこから学ぶべきことを学べるようにしてくれる作用がある由です。この香りを嗅ぐことにより、許す、許すという思いが生じてくると言われています。
瞑想と祈りのオイルーその26
2011年04月08日20:20
米国では、人間が本来有している自然治癒力を呼び起こし、もって身体や心の問題を解決するボディトーク・プラクティショナーと言われる専門家が活躍しています。
そのうちの一人の米国人女性の専門家が、ブレンドオイルのホープを用いて自殺未遂を繰り返す十代の女性を救った体験を報告しています。
「私のクライアントの一人の精神科の看護師から緊急電話が入り、彼女の姪御にあたる十代の女性が自殺の危険があり、二十日間近く観察しているが、危機的状況なので診察に来てほしいと言われました。十代の女性のうつ病が深刻になっていて、なんとか手当をしないと危険だと言うのです。
私は、早速、彼女達の家に駆けつけました。十代の女性の顔色は灰色で、しかも、落ち着きがない状態でした。私は、彼女にオイルをつけてもいいかと聞き、了承を得たので、早速、ホープの香りを嗅いでもらい、第三の目、即ち、眉間と心臓部に塗布してもらいました。2―3分位して、彼女の顔色が良くなりました。そこで、私はジョイも心臓部につけてもらいました。
暫くして、彼女が声を出し始めました。男性のうめき声のようでした。5分間位続いたあと、静かになりました。
私は、暫くして、帰りましたが、その後、看護師の女性から、姪御の依頼により、ブレンドオイルのホープを買ったこと、姪御はあのセッション以来、正常化に向かいつつあること、ホープは持ち歩いているが、うつ病自体は克服したので、もはや実際に使われることはないのではないかという連絡をもらいました。」
因みに、ホープとは、メリッサ、ジュニパー、ミルラ、スプルースという4種類のシングルオイルをブレンドしたものです。
人前で話す際に役立つオイル
2011年07月13日21:24
ブレンドオイルのヴァラーの心理面の効果として、自信をつける側面があることは以前に取り上げました。今日は、米国人女性による体験報告です。

「先般、一緒にエッセンシャル・オイルを購入した友人のメリッサが久しぶりに私の家での会合に参加してくれました。

その時に、彼女がヴァラーを使った体験をシェアしてくれました。

その内容は、私自身も感じていたことなので、とても印象的でした。

メリッサによると、先般、200人近い聴衆の面前で話すことになっていたそうです。

でも、彼女は、大勢の前で話しをするのが苦手で、いつも心臓はドキドキして、汗が出て来るし、腹も落ち着かなくなり大変になるそうです。

そこで、彼女は、ヴァラーを身体のいろいろなところ、足、手首、首まわりに塗り、しかも何回も香りを深く嗅いだそうです。そして、自分の番が来て、聴衆の前で話した時には、全然苦にならなかったのに自分で驚いたそうです。

私は、彼女の話しを聞き、自分も実はヴァラーを使うことにより、同じような結果を得ていたので、自然と笑ってしまいました。

私自身、ちょっとして勇気が必要な時にヴァラーのお世話になっています。ヴァラーがくれるその、ここ一番の勇気に、本当に感謝しています。」
口唇ヘルペスに役立つオイルーその2
2011年11月27日21:45
今日は、標記について、米国ウィスコンシン州の女性看護師の体験を紹介します。
「私の主人は、子供の頃から、しばしば口唇ヘルペスに悩まされて来ました。その原因が、パイナップル、その他の酸の強い果実とかストレスであることまで分かってきたところでした。主人は、勿論、そういうものから出来るだけ遠ざかるようにしていました。
しかし、休暇でメキシコに行った時、ある朝、ホテルで、飲み物の係の人が、主人のオレンジジュースにパイナップルジュースも加えてしまいました。そのジュースを飲んだ2時間後に、主人は、ヘルペス症状が生じてくるのを感じ始めました。
私は、旅行の際には、必ずオイルを携行して行きます。一旦米国を出ると何が起こるかわかりません。何が起こっても、自然のオイルで対応する積りでいました。そこで、口唇ヘルペスに効くオイルを調べた結果、メリッサが良いことが分かりました。
私は、そのオイルも持っていたので、早速、主人は、最初の日にそれを3回つけました。次の日には、2回にしました。そうしたら、ヘルペスは消えました。
実は、オイルを付ける前に主人は医者に駆け込み診てもらったところ、3錠で、196米ドルの薬を処方されていました。結局、メリッサのお陰で、高い薬代も払わずに済みました。」
てんかん症状の改善に役立つオイル
2012年01月20日20:12
今日は、この面でマイミクさんの方から照会がありましたので、米国のミネソタ州の女性による体験を紹介します。

「私の娘はてんかん症状(Epilepsy)を持っています。彼女の発作は朝に起こります、特に日曜の朝です。そこで、私は、友人の話しを聞いて、ブレンドオイルのブレインパワーを試すことにしました。金曜の朝、ブレインパワー1滴を娘の首のうしろに塗りました。そうしたら、これは本当のことですし、当時つけていたノートもありますが、その日は1日ひきつけを起こすことが全くなく、担任の先生も、「今までで娘さんの最もベストな日でした」とコメントしてくれました。

日曜の朝、教会に行く前にも、今一度試したら、教会に入り、座るところを探すまえに1回軽くひきつけただけでした。

以来、私は毎朝、ブレインパワーを1滴、首のうしろの部分に塗布するようにしています。

この結果、2週間でひきつけたのは3回だけでした。私達にとっては、これは大きな改善です。このオイルに感謝しています。」

因みに、このオイルは、サンダルウッド、シダーウッド、フランキンセンス、メリッサ、ブルーサイプレス、ラベンダー、ヘリクリサムという7種類のシングルオイルをブレンドしたものです。
子供の顔面の大怪我に役立つオイルーその1
2012年05月19日21:47
今日は、標記について、米国のイリノイ州のステイシーさんの体験を紹介します。

長いですので、2回に分けて掲載します。

「あれは4月の2日でした。冬の衣類をしまうべく遅かりし準備を始めたところでした。

あの忘れがたい恐怖の言葉が家中を駆けめぐりました。「グレース、どうしたの?」

私の24才の娘、メリッサの声でした。

私が小さい頃覚えていることは、海軍にいた祖父が、孫の私達が転んだり、ぶつかったりして、傷ができると、「大した血ではない」と一喝するのが口癖でした。

メリッサもその血を受けてか、小さいことには動揺しないタイプでした。

10人兄弟姉妹の3番目の年長さんなので、ある意味当たり前でした。

その彼女から怯えているようなあの声の響きを耳にしたので、私は、心臓が止まりそうになりました。

あとでメリッサから聞いた話ですが、グレースが玄関から血を飛ばしながら駆けこんで来た様子でした。階段を上がって来るなり、グレースが発した言葉は、「お母さん、助けて」という一言だったそうです。

これもあとで見つけたことですが、玄関の扉に彼女の血だらけの手の跡がくっきりと残っていました。

私がようやく、皆がいるバスルームに着いたときに、二回目の声を聞きました。「グレース、一体全体どうしたの?」

私が一番目に目撃したのは、私の大事な11才のグレースが血まみれになり、顔に真っ赤になってるタオルを押し付けている様子でした。

バスルームの中は、壁、バスタブ、床といたるところに血が散っていました。

テレビで見る殺人現場みたいでした。グレースの鼻から血が流れ出していて、止まらない様子でした。

「神様、お助け下さい!」と私は思わず祈りました。

他の娘達からあとで聞いた話ですが、バスルームのほかに、階段や絨毯、それに壁から、血をふき取るのに大変だった由です。

バスルームのシーンは思い出すとぼやけていますが、私は、とにかく血と止血の緊急性を覚えています。でもどこから出血しているのかがわかりませんでした。

グレースは、顔をタオルで覆いつつも、「ママ、大丈夫よ」と落ち着いた声で言ったのは覚えています。

私はすぐお父さんを呼んで来るように娘達に言いました。

その間、私はグレースの口のところを押さえつつ、どうしてこうなったのかグレースに聞いていました。すべてのことが走馬灯のように速く感じました。

「木から落ちて、岩にあたってしまったの」というかすかな返事を聞きました。でも、どうして石にあたった程度でこんなに出血するのかわかりかねていました。

あとでわかったことですが、グレースが上ったのは、2メートルはある木の上で、そこから下にある巨岩に顔面から落ちたそうでした。

その時、主人のジェームズが入って来ました。

「すぐ病院に連れていく必要がある」旨、グレースの頭を押さえつつ、主人に言いました。主人は「車の鍵をすぐ持って来い」と娘達に指示しました。私は、「ゼラニウムとガーゼもね」と付けたしました。

車までどのようにしてグレースを抱えてたどりついたのか覚えていません。でも、後部座席に血で真っ赤なタオルとガーゼとゼラニウムの小瓶を持ってグレースといました。

その頃、出血はグレースの口の中のどこからか出て来ていることがわかり、彼女の口にガーゼを入れました。グレース自身は落ち着いていました。

でも、彼女は鼻からは、出血し続けてるので、息をすることが出来ず、顔もむくみ始めていました。私は彼女が呼吸し続けられるのか心配になりました。右側の頬骨が砕けているのではないかと確信し始めました。

私は直ちに、ゼラニウムを、彼女の口、鼻、頬、髪の毛の生え際まで塗布し始めました。そして、手の平のゼラニウムを娘に吸引させました。

娘は、鼻からは吸引できないことをゼスチャーで示したので、とにかく吸うことが大事だと言い、娘の舌にも1滴落としました。一分位で出血が止まりました。神様、感謝します、と思わず叫びました。

止血作用が効きだしたので、少し気分が楽になりました。その時、娘が「気分がおかしい」と訴えて、目がかすみはじめたようでした。そして、「疲れたわ」と言いました。(続)
子供の感情に役立つオイル
2012年09月02日20:41
今日は、子供の感情に役立つオイルについて、米国テキサス州のアロマセラピスト・リサさんの体験を紹介します。

「私は、母親として、子供が新しく、なじみのない感情に対応しなければならない場合に自然な方法で助けてやれることが幸せです。私としては、3つのオイルが子供の感情問題に対応するためには不可欠と感じています。それは、ブレンドオイルのグラウンディング、ジョイとヒューミリティです。

グラウンディングは、子供が傷を負った場合のような、ヒステリックな、パニック的な状況の時にとても有効です。

ジョイは、子供がその子にとって良くないとか、歓迎できないニュースを知った場合のようながっかりする時に効果があります。

ヒューミリティは、子供が怒りの局面に入ったときに私が選ぶオイルです。何故ならば、普通、こういう時は、その子のプライドが最も打撃を受けているからです。

使い方は、胸の部分に塗布しますが、主として、直接吸引させる方が多いです。

学年が下の子には、小瓶のふたを渡して、香りをかいでもらいます。上の子には小瓶ごと渡して吸引してもらうか、首に塗布したり、大人がやるように手のひらに落としてから香りを吸引するという方法もとります。

私はこれらのオイルがとても役に立っていますし、最近は、子供の方から、気分が優れない時に、オイル名を指定して、欲しいと言ってきます。」

因みに、ヒューミリティは、日本未発売ですが、ローズウッド、イランイラン、ゼラニウム、メリッサ、フランキンセンス、スパイクナード、ミルラ、ローズとネロリのブレンドです。



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